私を構成する9枚
今日、会社の朝礼で後輩がこのタイトルで話をしていた。
最近流行りらしい(実際は流行り始めてからは時間が経っている様子)
やったことなかったし、せっかくだから考えてみようかなと考え始めると、意外と9枚まとめるのが大変だったり。
今の自分を構成する9枚。
とりあえずこんな感じかな。
1. The DAY/DEEN
今の音楽の主要なところを占めるDEENの最初に買ったアルバム。
方向性を定めた重要なアルバムだからこそ、1枚目はこれ。
なんだかんだDEENの中では一番好きなアルバム。
中高生のころに一番聞いたのはこれだよ。
薄い青春だったけど、その真ん中にあるのが確実にこれだった。
2. LOVERS CONCERTO/DEEN
これなんだって言われそうだけど、キンモクセイに派生したのも、paris matchに派生したのもこれがきっかけ。
狭いところに入りかけてたところを広げてくれたのはこのアルバム。
結婚式の曲としても採用したしね。
3. pray/DEEN
これもまた、いろいろなコラボのおかげで、その後の音楽が広がったアルバム。
このアルバムのおかげで出会った人もいるし、今の自分があるのかもしれないと思う。
4. 魂のうた/入日茜
prayに収録されているTears on Earthを作曲したのが入日茜さん。
当時もその曲好きになったけど、10年経って、何週かして、30代になった今、その頃の入日さんの曲が真ん中に入ってきた。
今の僕の大事なところにこのアルバムがある。
今はiTunesでしか配信されていないんだけど、アルバム全曲を聞いてみてほしい。
切ないピアノと刺さる歌詞。
今それが沁みてきているのは、感じ方が変わったからなのだろうか。
5. そして、この扉をあけるのは私/入日茜
入日茜さんがすっと入ってきたのはこのアルバムのスタートラインという曲でした。
元々、ピアノの音が好きだったのもあるし、ただ幸せな曲とか、ただ愛を語る曲とかが好きなわけじゃなくて、ある種の絶望とか苦悩が感じられて、そこからぐっと前へ行けるようなものが好きだったというのもある。
そして、その自分が持てあます感情とか、希望とか、そういうものが入日さんの音楽とマッチしたんじゃないかなという気がしている。
前を向きたいときに聞く。それがこのアルバム。
6. The BEST "Blue"/Kalafina
僕の中のKalafinaの好きな曲を余すところなく入れてくれてるのがこのアルバム。
いくつかの方向に伸びてる音楽のコーラスという部分に当てはまってきたのがKalafina。
彼女たちの声を聴いて歌うことが自分にとっては大事な趣味になっている。
もちろん、そこにあるのは梶浦さんの音楽と詩があるから。
今の日本に、僕の望む一つの方向性で、梶浦さん以上の音楽を作れる人は多分いない。
梶浦さんが作る三拍子のリズムは僕の根っこを支える一つであることは間違いない。
7. ベートーヴェン 四大ピアノソナタ集/Wilhelm Backhaus
ピアノを好きになって、最初に聞いたアルバムがこれ。
ショパンでも、モーツァルトでもなく、最初はベートーヴェンのソナタから入ったんです。
月光、悲愴、熱情、ワルトシュタイン。
この4つがピアノの音の根っこにある。
8. Renascence/Sing Like Talking
いい音。いい声。いい響き。
自分の目指す音の一つは確実にSing Like Talking。佐藤竹善さん。
この人の周りにいる人達は間違いなく、いい音を奏でる人たち。
その中でもこのアルバムは最初にぐっと入ってきたアルバムです。
地味なんだけどね、Parallel Linesという曲がものすごく心に刺さったんですよ。
あ、この曲も三拍子系。
心に刺さるリズムというのがあるんですかね。
9. CORNERSTONES2/佐藤竹善
そして、このアルバムに入っているライブ音源2曲にやられたんです。
Hotel California、Spein(I Can Recall)
ここから洋楽にのめりこんで行ったと言っても過言ではない。
そういう分岐点を作ってくれたアルバム。
今好きな洋楽は佐藤竹善さんから派生したもの。
もちろん、別口で広がった洋楽もあるのですが、洋楽を聞くきっかけを作ってくれたこのアルバムは自分を構成している9枚のうちの1枚に入ってくるんでしょうね。
思ったより長くなったけど、これが今の私を構成する9枚。
思い出とか、そういうものと関連した内容ではないんだけど、間違いなく地盤を作ってる9枚。
もちろん、もっと古く遡ればいろいろあるし、ちょっと外れたところへ行けばいろいろあるんだけどね。
真ん中付近にあるのはこの9枚。